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Posted by スミレ
 
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H.P.ラヴクラフト『ラヴクラフト全集2』
ラヴクラフト全集の2巻。

ラヴクラフト全集 (2) (創元推理文庫 (523‐2))/H・P・ラヴクラフト

¥567
Amazon.co.jp

1巻よりも気持ち読みやすかったです。
翻訳者が違ったからなのか、それとも内容が面白かったからなのか、それともそれとも単に私がラヴクラフトの文体に慣れてきたからなのか( ̄□ ̄;)

「クトゥルフの呼び声」
亡くなった大伯父の遺品を整理していた主人公は、その中に奇妙な薄肉浮彫りの粘土板といくつかの書類を発見した。
それは、1925年の春に相次いで起きた奇怪な事件の記録といえる物だった。
その内容に抗いきれない興味を掻き立てられた主人公は調査を始めるが、やがて恐ろしい事実が……。


「クトゥルフ神話」の名前の元になった、言わずと知れた超有名短編。
クトゥルフ神話作品のスタンダードといえる内容で、臨場感があって面白いけど、こぢんまりとまとまり過ぎているような感じも……。
意外と打たれ弱いクトゥルフがなかなかプリチードキドキ

「エーリッヒ・ツァンの音楽」
濁った河と急な坂を挟むように狭苦しく民家が建ち並ぶオーゼイユ街。
かつてその街に住んでいた主人公は、そこで会ったエーリッヒ・ツァンという老ヴィオル弾きの事を回想する。
そして、あの恐ろしい一夜の事も……。


どこか日本の怪談にも通じるような味のある作品。
こういう地味な話も悪くないですヨ、ラヴクラフト。

「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」
その存在を歴史から抹消された謎多き人物ジョゼフ・カーウィン。
若き系譜学者であるチャールズ・ウォードは、ある日自分がカーウィンの子孫である事を知り、その調査に没頭していった。
やがてカーウィンの肖像画と古文書が発見され、その時からウォードは徐々に精神を蝕まれていく。
彼の身を案じた主治医ウィレットは独自の調査を始めるが、やがて恐ろしい事実が明るみになる……。


ミステリアスだけどテンポも良く、スリルとサスペンスで飽きさせず、そして思わず膝を打つ痛快なラスト!
ラヴクラフト作品って、最後はみんな不幸な目に遭って終わりかと思ってたので、ちょっと嬉しい驚きでした。
面白かったー!!
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