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Posted by スミレ
 
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コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの事件簿』
コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの事件簿』

シャーロック・ホームズの事件簿

ドイルのシャーロック・ホームズものでは、五冊目にして最後の短編集。
新潮文庫版では、なぜかもう1冊ありますが。

「高名な依頼人」
ホームズが手先に使っているという、シンウェル・ジョンスンがイイですね。
昔は悪党だったのが、改心してホームズを手伝ってるというのが、味があります。
この作品にしか出てこないのが残念ですねー。
そういえば、この頃にはベーカーストリート・イレギュラーズはすっかり出てこなくなりましたね。
それはともかく、ワトスンの努力は全くの無駄……(´Д`;)

「白面の兵士」
珍しいホームズの一人称が面白いです。
ホームズ、ワトスンを馬鹿にしすぎ(笑)
今の感覚だと、らい病の扱いがちょっとビミョーだけど、当時はこんなものだったのかなぁ。

「マザリンの宝石」
うーん、馬鹿馬鹿しいなぁ。
蝋人形の周囲の位置関係がちょっと分かりづらいですね。
それに、犯人が窓際でダイヤを検めないと成立しなかったり、かなり偶然に頼ったお話ですね。

「三破風館」
こじんまりしたお話で嫌いじゃないです。
珍しく被害者に気の利いた事をするホームズもイイですね。

「サセックスの吸血鬼」
クラレの毒で二度も刺されて、赤ん坊よく無事だったなぁ。
ホームズが「吸血鬼」の事を調べた時、ポリドリやブラム・ストーカーの事について全く振れられなかったのは、ドイル自身が興味が無かったのか、それとも当時は年代的にちょうど忘れられていた頃だったのでしょうかねー。

「三人ガリデブ」
ベーカー街221Bにもついに電話が。
ガリデブ姓って実在したのでしょうか?

「ソア橋」
今となっては、トリックまるわかりですけど、当時の読者だったら結構面白かったんじゃないかと思います。
名探偵コナンでよくありそうなトリック……というと褒めてるようには聞こえませんか(笑)

「這う男」
こ……これはどう受け取ればいいのか(´Д`;)
あんまりな話ですよね(苦笑)
普通なら「博士がおかしくなった」→「実は、おかしくなってなくて、合理的で意外な事実が隠されていた」となる所なんだけど、「本当におかしくなってました(笑)」て……Σ\( ̄ー ̄;)

「ライオンのたてがみ」
「這う男」程じゃないけど、これも結構ヒドイ(笑)
被害者の死の様子を読んだ時点で、クラゲにやられたんじゃないかと思ったんだけど、「いや、そんな当たり前なオチな訳がない」と思い直して読み進めていったら、やっぱりクラゲでした……orz
「ライオンのたてがみ」ってダイイングメッセージもどうかと思いますね。
クラゲはどう見てもクラゲだものなぁ。

「覆面の下宿人」
これは、ミステリですらないですよね。
ミステリの形式にしようと思えば出来たはずなのに、ドイルはなんでしなかったのでしょうね?
やっぱ、もうミステリとかホームズとか、書きたくなかったのかなぁ。

短編集の中では、一番パッとしない作品が多いですよね。
この辺のビミョーな作品群が、グラナダテレビ版でどのように映像化されてるかも気になる所です。
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Posted by スミレ
comment:2   trackback:0
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comment
「ソア橋」のトリックは編集者が考えたという説があるようですな。

「這う男」はグラナダTV版のドラマを見ましたが……。

うーむ……(^^;)

あのドラマの悪口はいいたくないんですけど、微妙というもおろかなできでしたなあ(笑)。

「ライオンのたてがみ」までドラマ化する前にジェレミー・ブレット氏が亡くなられてしまったのはある意味あのドラマにとって幸運だったかもしれん(おい)
2011/03/30 14:45 | URL | edit posted by ポール・ブリッツ
>ポール・ブリッツさん
あのグラナダテレビ版でも、「這う男」は手の施しようがありませんでしたか(笑)

グラナダ版は、ちゃんと見直したいとは思ってるのですが、続けて見れば、ジェレミー・ブレット氏のコンディションが悪くなっていくのが如実に感じられそうで、ちょっと見るのが怖かったりします。
2011/03/31 04:12 | URL | edit posted by スミレ
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