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レナード・ウイバーリー『子鼠 ニューヨークを侵略』
レナード・ウイバーリー『子鼠 ニューヨークを侵略』読了

子鼠ニューヨークを侵略

ヨーロッパの小国、グランド・フェンウィック大公国。
長年、慎ましくも独立を保ってきたこの国も、20世紀に入り人口が急増したせいで、国の財政が立ち行かなくなってきていた。
歳入を増やす為に、外貨を得る唯一の方法である名産品のワインを水増しするか否かで、議会が紛糾する中、グロリアナ大公女はある提案をする。
共産党を作る事で、アメリカに左傾化を懸念させ、資金援助を取り付けようというのだ。
しかし、共産党の結党を依頼された森林レインジャーのタリイは、それを拒否。
偽の共産党でアメリカから金を受け取る事は、アメリカを騙す事になり、この国の名誉が失われてしまうというのだ。
そして、タリイと大公女が至った結論は、アメリカに対して宣戦布告する事だった!


1954年に書かれたユーモア小説の傑作。
以前から面白いと評判は聞いていたのですが、やっと入手して読む事が出来ました。
評判通り面白い!

特に、開戦に到るまでの件がムチャクチャ面白くて、ほのぼのしたりワクワクしたりゲラゲラ笑ったりして、この段階で「名作決定!」って思ったほど。
控えめな描写なんだけど、登場人物も魅力的で愛着がわいてきます。
後半のメデタシメデタシな展開も、大人のおとぎ話と言った感じでイイですね。

普通ならありそうな、登場人物がピンチや困難に陥るなんて展開が一切ないのがスゴイ。
そういうサスペンス的な所で、読者の興味を繋ぎ止めておきたいとか、普通思っちゃいそうなもんですけどねー。
結果、余分な部分が全然無くて、タイトに纏まってるのがイイです。
プロの判断だなぁ。

あと三冊ある続編も読みたいなぁ。

あと、あとがきによれば、ピーター・セラーズ主演で映画化もされてるそうで、ちょっと見てみたいなぁと思ってググってみたのですが、そちらの方の評判はあまり良くないみたいですね(´Д`;)


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Posted by スミレ
comment:2   trackback:0
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thema:読書 - genre:小説・文学


comment
このシリーズってすでに稀覯本化してません……? 古本屋でもろくに見たことがないか、見たことがあったとしてもバカ高い値段がついていた覚えしかないんですが……。
2010/12/19 13:38 | URL | edit posted by ポール・ブリッツ
>ポール・ブリッツさん
そうですよねー。
私も売っている所見た事無いです。
ブックオフで発見した時は、即確保でした。
果たして、続きを読む事が出来るのだろか……(´Д`;)
2010/12/19 20:24 | URL | edit posted by スミレ
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