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Posted by スミレ
 
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漫画:『バケルくん』
藤子・F・不二雄大全集『バケルくん』

バケルくん

藤子・F・不二雄大全集の第5回配本分『エスパー魔美 2巻』『オバケのQ太郎 3巻』『バケルくん』の三冊の内、とりあえず『バケルくん』を読了。
三冊とも数日前には届いていたのですが、真っ先に読みはじめた『バケルくん』が600ページ近い分厚さで、読み終わるのに何日もかかってしまいました。

『バケルくん』って作品は、今までまともに読んだ事が無くて、唯一、てんとう虫コミックスの『ドラえもん 9巻』に収録されている「ぼく、桃太郎のなんなのさ」って話でドラえもんと共演したのを読んだくらいでした。
そんな感じだったから、今回真っ先に手に取ってみたのですが、なんか独特な作品ですよね、これ。

主人公の少年カワルが、宇宙人からもらった人形で色んな姿に変身して、事件に巻き込まれたり巻き込んだりするお話で、ドタバタな雰囲気がとても楽しいのですが、よくよく考えてみればカワルがすごく寂しい子に思えてくるんですよ。
色んな姿に変わって一見賑やかなんだけど、実際はカワルひとりでドタバタしてるだけだし、カワル本人としてではなく、別人として脇役と絡んだり活躍すればするほど、カワル本人の個性が消えていくようで。
その上、カワルが落ち込んだ時に色んな姿に変身して自分を褒めてあげたりするシーンがあったりして、読んでる内になんだかすごく可哀相に思えてきます。

姿を変える事で、他人の立場になって考える事を学ぶ話や、見た目の違いで相手の対応が変わったり、また逆に姿が変わる事で考え方にまで変化が出るというような社会心理学的な要素を内包していて、分析しようとまでは思いませんが(と言うか出来ませんが)、そんなところも面白いと思います。
もっと色んな話が作れそうな題材だと思うので、これ一冊しかないのは勿体無い気がしますねー。


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[藤子・F・不二雄大全集

thema:藤子・F・不二雄大全集 - genre:アニメ・コミック


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